第3世代VLCD(超低カロリー食)=医薬品による、減量食事法の進歩

 

 現在米国の内分泌・代謝専門医により主に使用されている、第3世代VLCD(超低カロリー食)=医薬品による肥満治療を、約3年間に渡って私共は行ってきました。

 本品はFDA(米国食品医薬品局)承認、厚生省医薬品輸入許可済みの医薬品です。

従来、国内の市場に流通しているVLCD類似品(食品)に比べ、以下のような際だった特徴を有しています。

 1.成分栄養化することで、お湯(60〜70℃)でも溶解可能なため、冬季でのcomplianceが向上した。

 2.食物繊維と極少量の必須脂肪酸の添加により空腹感が大幅に改善し、従来のVLCD類似品に

     みられた反 動的過食傾向が改善された。

 3.食品には添加を許可されていないVitK、ビオチン、コリン、微量元素(Zn,Cu,Seなど)も十分量含有され

     てい る。

 4.医薬品であり、医師のみが処方可能である。(患者さんの健康管理が、責任を持って行える。)

 

 こうした優れた数々の特徴から、第3世代VLCDにより肥満治療の臨床成績が大幅に向上しました。

 そして、従来のVLCD類似品=食品にみられた栄養障害(長期使用に伴う脱毛、肌荒れ)もほとんど経験されていません。

 臨床治療成績については、日本肥満学会、日本糖尿病学会にて順次発表を予定しております。

 本品は、既にその安全性について米国内では十分確認されています。

  (過去5年間PL法に基ずく訴えは出ていません)

 しかし、国内での治験をより幅広く、確実なものとし、その有用性を確認するために、さらに多くの肥満治療に積極的な医師の参加を呼びかけています。

 本品の入手法、使用法など詳細についても遠慮なくお尋ねください。

 私は1988年UCLA weight control clinicに留学以来、浜松赤十字病院で肥満外来を担当、日本人に適した総合的な肥満治療の進展に努力してきました。

 運動療法、行動療法を含めリバウンド予防法、治療ドロップアウト防止法など様々な問題への対処法についても、お尋ね下されば幸いです。

 

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